脇が赤いと悩む


僕は松戸市の環境調査員(だっけか?)なるものをやってるのだけど、昨年度の報告書が家に届いていました。
この制度は「本格的に松戸市の鳥を調べる!」、というのではなく「市民のみなさんに鳥を通じて地域の環境を評価してもらおう」といったニュアンスのものです。
だから、調査員は「やりたい!」といえば、誰でもなれてしまいます。
なので、鳥の識別能力もまちまちなような気がします。
報告書を見てみると、ちらほら怪しげな記録が…。
一番突っ込みたかったのが、「カモメ」
内陸の松戸市ではまず出現しないでしょうが、あまり知らない人が見れば、確かにセグロカモメもウミネコもユリカモメも「カモメ」になってしまうかもしれません。
これが、自分の担当地域での記録として出ているんだから泣けてきます。(地域別に数人調査員はいるみたいです)

なんだかイライラがたまって来たので、自分の地区の調査に。。。
はぁあ、地区別に識別能力のある統括者とか作って、市の鳥類目録とかと連動してもらえると、これらの記録が無駄にならずに済むのだけどなぁ
このままじゃ、ちゃんと見ている人の記録がもったいない…

【県 名】 千葉県
【市町村】 松戸市
【場 所】 旭町・江戸川・坂川方水路
【年月日】 2007年1月20日(土)
【時 刻】 10:15~11:25
【天 候】 曇
【観察者】 だいもで
【環 境】 田んぼ・河川敷・河川
【観察種】
1. カワウ               12. タゲリ(47)           23. ウグイス
2. ダイサギ             13. ユリカモメ           24. メジロ
3. コサギ               14. セグロカモメ         25. ホオジロ
4. アオサギ             15. シラコバト(5)        26. アオジ
5. カルガモ             16. キジバト             27. オオジュリン
6. コガモ               17. ヒバリ               28. カワラヒワ
7. ヨシガモ(♂1)        18. ハクセキレイ         29. シメ(2)
8. ヒドリガモ           19. タヒバリ             30. スズメ
9. キンクロハジロ       20. ヒヨドリ             31. ムクドリ
10. バン                 21. ジョウビタキ(♂1)    32. ハシボソガラス
11. オオバン             22. ツグミ               33. ハシブトガラス
番外 ドバト

土手で見たツグミの1羽の脇が赤かった。もしやワキアカツグミ!?とドキドキしたけど、どう見ても図鑑ほどは赤くない。翼下面も赤いように見えない…
どうやらハチジョウツグミとの雑種のようでした。残念!
写真はシラコバトの群れ。シラコバト070120

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「脇が赤いと悩む」への2件のフィードバック

  1. まあ,こういう調査では良くあると思います.
    人が多く参加する調査で,他人のデータを打ち込んでいると,なんじゃそりゃ,って言いたくなるものは時々ありますね.
    カモメ・・・ねえ.時季によったら上空を通過していくくらいはするんじゃないかな.こちらでは4月頭によく大学上空を群れで通過します.
    って,まあそれ以前に種識別の問題ですが.
    よくわからんものは素直に「不明」としておいて欲しいものです.

  2. 同地区で誰が調査しているのかぐらいは公開してほしいところですよね~
    ちょっと今度問い合わせてみよう。。。
    関東じゃカモメってそんなに数は多くないんですよね。とくに東京湾内は。僕自身久しく見ていないような気がするなぁ…
    あー銚子に行きたくなってきたな。アラキンも見に行きたいし、コウノトリも見に行きたい。

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