2022/7/4 ちば創業応援助成金


ちば創業応援助成金への申請が採択されました。

この助成金制度では、計画の1/2の補助額で、最大50万円の補助限度額です。これでプログラムフリーザーの購入に関する負担額が軽減されることになりました。ウクライナとロシアの紛争による資材費と半導体の価格上昇の影響を受け、プログラムフリーザーの本体価格も上がっていたので助かりました。

本年度は、受精卵の凍結設備を整え、県への人工授精所の申請内容を変更し、モニターでの採卵の実施を計画しています。採卵をするのが楽しみです。

2022/4/19 乳頭に付着した副乳頭の切除術


未経産牛にETを実施していたら、左後乳房の乳頭の形が少しいびつなのに気が付いた。よく観察すると、乳頭に副乳頭が付着して融合していた。これは放っておくと乳房炎になりやすく、治療も難しいのは経験的に分かっている。予防的に副乳頭を切除し、乳頭を整形手術することにした。


手術前。


切開すると、副乳頭には小さいながら乳腺に繋がる管が認められた。


どうやら、別々の乳腺ではなく、同一の乳腺に繋がっているようであった。副乳頭は少し余計に切除。


皮内縫合をして手術終了!!

2022/4/6 輸入されたホルスタイン受精卵の移植


5年ほど前から、輸入されたホルスタイン受精卵の移植を定期的に依頼され、行っています。高額の受精卵なので(20-30万円/個)、毎回大変緊張します。

受精卵の質が良いのに加え、未経産牛のレシピエントへ移植していった結果、受胎率は通算で90%を超えました(19/21で受胎)。新鮮胚の受精卵移植でもこれほどの成績は出ていないので、驚異的なことです。畜主も喜んでいるので、こちらとしても嬉しい限りです。

産まれたホルスタイン種メス牛からも、未経産時点での体内胚生産を開始しました。これらのメス牛の今後の活躍が楽しみです!

2022/3/25-26 実習生の受け入れ(第3号)


3人目となる実習生の受け入れをしました。今回は日本大学の5年生で、産業動物臨床を希望されているとのこと。NOSAI千葉の事をたくさん質問されました。赤裸々に質問に答えると共に、産業動物臨床の経験を積むのに良い職場であることはしっかりアピールしました。

実習期間はわずか2日でしたので、受精卵移植や繁殖健診を通じて、僕の仕事の仕方を中心に見てもらいました。大変ではあるけれど、産業動物臨床と研究を同時に行うという選択肢もあるんだということが分かっていただけたかと思います。

無事に良い就職先を見つけ、産業動物獣医師として活躍されることを願っています。

2022/3/7-13 獣医学科の学生の受け入れを行いました(第2号)


動物病院を開業してから、二人目の実習生の受け入れを行いました。(ちなみに、一人目の実習生は私の娘です。)今回の実習生は、日本大学の獣医学科の3年生でした。

大動物の実習はまだまだ経験が少ないそうで、直腸検査と超音波画像診断の所見をたくさん見てもらいました。また、多数の人工授精と受精卵移植に加えて、正常な分娩過程も内診でき、さらにNOSAIの蹄病治療も見学し、症例も豊富でした。


高解像度の超音波診断装置を導入しているので、多数の動画を見てもらうと画像診断は感覚的にすぐに分かるようになりました。

さらに、埼玉県への牧場視察、おからサイレージの作成現場の見学にまで同行してくれたので、広い視野で酪農を学ぶ機会になったのではないかと思います。これらの実習の経験が、今後の学習や将来の決断に少しでも繋がってくれたら嬉しいです。


僕は、臨床、研究、教育の実践を現場で行いたいと思い動物病院を開業しました。これからも実習生の受け入れは積極的に行っていきたいと考えています。興味のある方は、お気軽にご連絡ください。