最近は理由があって牛の手術を積極的に行っている。診療依頼のあった臍の腫脹も、手術にて整復することにした。

バリカンが無かったので、不本意ながら剃刀で剃毛してから手術開始。腫脹部位は摘出して、腹膜を閉じて、筋層と皮膚を縫合した。

尿膜管がキレイに臍と融合して、ヘルニアとして腹腔外へ脱出していた。当初、尿膜管の存在に気付かず、切開して尿が出てきてビックリ。断端は結紮してから腹腔内へ戻した。コレの遺残だけの病変ってのも珍しい。
最近は理由があって牛の手術を積極的に行っている。診療依頼のあった臍の腫脹も、手術にて整復することにした。
バリカンが無かったので、不本意ながら剃刀で剃毛してから手術開始。腫脹部位は摘出して、腹膜を閉じて、筋層と皮膚を縫合した。
尿膜管がキレイに臍と融合して、ヘルニアとして腹腔外へ脱出していた。当初、尿膜管の存在に気付かず、切開して尿が出てきてビックリ。断端は結紮してから腹腔内へ戻した。コレの遺残だけの病変ってのも珍しい。
初産牛が起立不能だという依頼で診療へ行ったら、子宮脱だった。
この牛は立てないので、牛を吊りあげてから、子宮を洗い、整復します。
子宮を体内へ戻したら、再度子宮が脱出しないよう、外陰部を縫って、終了です。
獣医行動科学研究会で教えてもらった診療小道具の改良を徐々に進めている。
長期保存が出来るよう、発酵した飼料等を簡易に診断するのにpH測定は重要だ。コレを畜産現場で、片手間に、そして楽に測定するにはどうすれば良いだろうか?答えはニンニク潰し(ガーリックプレス)らしい。
ニンニク潰しに飼料を入れ、握ると液が出てくる。その液体をpH試験紙に浸すと測定ができる。試してみると、いやぁ、スッゴイ楽です。保管状況を気にすることなく診断できるのが高評価!!滲み出た液体は色が付いている事も多々あるので、試験紙は複数組み合わされたものが良いなぁと思った。
pH試験紙には様々な範囲のものがあるので、もっと低いpHのみを計測できるものの方が使いやすいかも。
コレは北海道で開業している榎谷先生の技でした。
獣医行動科学研究会のセミナーでポータブルの超音波画像診断装置のプローブ入れとして、ライナーゴムがちょうど良いと聞いたので試してみた。
プローブは高価な部位なので、ブラブラさせて壊してはならない。ライナーゴムは確かにピッタリサイズでした。
こちらは大阪の石井先生紹介の技。
獣医行動科学研究会で教えてもらった診療道具の改良を徐々に進めているが、とても良い!
まずは電子体温計の改良。肛門からすぐに落ちてしまうのを防ぐために、紐をつけた指用のゴムサックを装着。見事にピッタリハマりました!念のため、ボンドで固定。
これは、千葉県の平田獣医師が共有してくれた技でした。